【少額だからこそ怖い】あなたのサブスクも危ない!

『サブスク乗っ取り』で勝手にプラン変更&不正利用される恐怖の手口と対策

【あなたの財産を守る!】オンラインの落とし穴と防衛術|その1

最近、こんなことはありませんか?

  • 「あれ? 今月の請求、少しだけ高い気がする…」
  • 「視聴履歴に見覚えのない作品がある…」
  • 知らない名前のプロフィール/ユーザーが増えている…」


そのちょっとした違和感実は「サブスク乗っ取り」のサインかもしれません。

サブスク型サービス(Netflix・Amazon Prime・Spotifyなど)は便利で手軽な分、「気づきにくい小さな不正利用」 がもっとも多い被害です。

見逃さないために、まずは何が起こっているのかを知りましょう。

 身近なサービスを狙う『プラン変更乗っ取り』とは?

犯人は、あなたのアカウントに不正にログインし、勝手にプランをアップグレードします。

なぜプラン変更するのか?

目的は主に2つ。

  1. 無料でプレミアムプランを使いたい
  2. 『使いやすい高機能アカウント』として転売したい
これが「乗っ取りの3つのサイン」
サイン具体的な例意図
① 登録メールが勝手に変更されている「登録情報が更新されました」通知持ち主に気づかせないため
② 請求額が少しだけ増えている例)980円 → 1,480円プランを勝手に上げている
③ 視聴・利用履歴に身に覚えがない海外作品・時差利用他人が利用中という証拠

小さな違和感は「侵入の初期サイン」

放置するとどうなる? 少額でも危険な理由

① 不正利用が『継続』するリスク

多くのサブスクではカード番号全桁が見えるわけではありません。
しかし犯人は、支払い方法を変更せずにプランを勝手に上げたり、アカウントを転売して利用を継続します。
そのため、気づかない限り あなたのカードでの不正利用が続いてしまいます。

② 乗っ取られたアカウントは「貸し出し・転売」される

プランを勝手に上げたあと、有料アカウントとして他人に貸し出したり売られます。

③ 別のサービスまで「芋づる式に」乗っ取られる

パスワードの使い回しにより、他サービスにもログインが試されます。

乗っ取りがわかったら「今すぐやること」

  1. パスワード変更(同じパスワードの使い回しはNG)
  2. 全デバイスから強制ログアウト
  3. サポートに連絡して返金交渉
  4. クレジットカード会社に相談

今日からできる【乗っ取りの予防策

二段階認証

二段階認証を有効にできるサービスでは、必ず二段階認証をオンにしておきましょう。
これにより、たとえパスワードが漏れたとしても、アカウントに侵入されにくい状態が作れます。

ただし、すべてのサブスクが二段階認証に対応しているわけではありません。
たとえば、 Netflix は現時点で、通常ユーザー向けに全面的な二段階認証(ログイン時の追加コード認証)を提供していません。

だからこそ、パスワードを使い回さない・定期的にチェックするという対策も『必須』となります。

月に1回のチェック習慣
チェック目的
ログイン履歴不正アクセスの確認
支払い情報(契約プラン)勝手な変更がないか
メールアドレス変更されていないか
クレジットカードなどの支払明細小額請求を見逃さない


※補足
サブスクの画面には、クレジットカードの「下4桁」などの情報が表示されることがあります。
一見安全に見えますが、これが不正利用の「手がかり」として悪用されるケースもあります。

サブスク乗っ取りは、放置するとクレジットカード被害に繋がることもあります。
気づいたら早めに対処しましょう。

まとめ

  • サブスク乗っ取りは「少額」だから気づきにくい
  • 身に覚えのないプラン変更・履歴・通知変更はサイン
  • 放置すると カード情報・アカウント・他サービスまで被害拡大
  • 二段階認証(提供されている場合) + 月1のチェック

今日の5分の確認が、未来の大きな被害を防ぎます。
この記事を読み終えたら、まずはあなたが使っているサブスクの「ログイン履歴」をチェックしてみてくださいね。

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