暗号資産を始める前に
近年、投資対象として暗号資産への注目は年々高まっています。
日本では2014年にマウントゴックスのビットコイン消失事件やビットコイン長者がメディアで取り上げられる事などをきっかけに一般的に広く知られるようになりました。
実は日本は世界に先駆けて暗号資産に関する法整備「改正資金決済法」を施行した国なんです。
法整備はあるとはいえ、投資対象として考えた場合は自己責任の範囲となりますので、始める前にどんな事に注意したらいいのか知っておきたいですね。
暗号資産を始める前に気を付けたい7つのこと
① 詐欺や偽サイトに注意!
- 「〇日で〇倍に増える」などのうまい話はほぼ詐欺です。
- 公式に見えても偽サイトのことがあります。URLをよく確認しましょう。
- SNSのDMやLINEで直接届く投資話はまず疑いましょう。
② 信頼できる取引所を選ぶ
- 金融庁に登録された国内の取引所を選びましょう。
例:bitFlyer、コインチェック、GMOコインなど - 海外の取引所は安全性の確認が難しく、トラブル時の対応も不安です。
③ パスワード・二段階認証はしっかり!
- 簡単なパスワードはNG。英数字・記号を混ぜて作りましょう。
- 二段階認証を必ず設定して、不正ログインを防ぎましょう。
④ 資産の一部だけで始めよう
- 生活費や急に必要になるお金ではなく、「なくなっても困らないお金」で始めましょう。
- 初心者は数千円〜1万円くらいの少額からスタートでもOKです。
⑤ 値動きが激しいことを理解する
- 暗号資産は1日で10%以上動くことも珍しくありません。
- 「上がったから買う」「下がったから売る」と焦らず、冷静に判断しましょう。
⑥ 自分で管理する責任がある
- 暗号資産は「自己責任」の世界です。
- 間違って送金したり、秘密鍵を失くすと取り戻せません。
- 管理の仕方(取引所ウォレット、ハードウォレットなど)を学びましょう。
⑦ 勉強をしながら投資をする
- なんとなく始めるのではなく、基礎知識を身につけながら進めましょう。
- 初心者向けの本やYouTube、信頼できる解説サイトなどで情報収集を。
人気があり新しい投資対象として情報も多い暗号資産ですが、当然リスクもありますのでしっかりと情報を精査してから始めましょう。
次回はウォレットについての知っておくべき情報をまとめます。