あなたの情報、守れていますか？今すぐ見直したいパスワードの新常識とセキュリティ

インターネットで何かを利用するたびに出てくる「パスワード」。
でもそのパスワード、実は使い方を間違えると、自分の大切な情報を守るどころか、危険にさらしてしまうことも。

今回は「強いパスワードの作り方」「管理方法」「最新の認証技術」まで、今すぐ使える知識をまとめて紹介します！

🧠 1. パスワードは「長くて覚えやすく」が正解！

かつては「定期的にパスワードを変更すること」が安全とされていましたが、今はその考え方が変わってきています。

なぜなら、定期変更を義務づけることで、似たパターンを使い回したり、安易な変更（例：password2023 → password2024）をしてしまい、逆に推測されやすくなることが分かってきたからです。

✅ 現在のおすすめルール

• とにかく長くて予測しにくいこと（12文字以上、できれば16文字以上）
• 大文字・小文字・数字・記号を「組み合わせる」とさらに強固
• 「花咲く!公園で?昼寝を.しよう2025」のような意味のあるフレーズ＝パスフレーズが⭕
• 同じパスワードを使い回さない！
• 誕生日、名前、連番（123456など）はNG

🚫 2. 危険なパスワード、まだ使ってない？

2024年の調査によると、世界で最も使われていた危険なパスワードは以下のようなものでした。

123456
password
123456789
guest
qwerty

これらはとても危険で、推測されやすいため今すぐ変更が必要です。

引用：NordPassの最新レポート
NordPass – Most common passwords in 2024

🛠️ 3. パスワードの管理、どうしてる？

「複雑でユニークなパスワードを使うべき」とは言っても、全部覚えるのは大変ですよね。
そこで登場するのがパスワードマネージャーというツールです。

✅ パスワードマネージャーのメリット

• 強力なパスワードを自動生成＆保存
• 自動入力でログインもラクラク
• マスターパスワード一つだけ覚えればOK
• 漏洩チェック機能付きのものも多い

代表的なアプリ：Googleパスワードマネージャー 、1Password、Bitwarden、LastPass、など

❌ やってはいけない管理方法

✍️ 紙に書いて保管派のためのポイント（補足）

📌 紙に書いて保管するのは「電源がいらない」「忘れにくい」という点で安心な方法ですが、以下の工夫をするともっと安全＆わかりやすくなります。

• 【アカウント名・サービス名・登録日】も一緒にメモする
• 見つかっても分かりにくいように、パスワードの一部を省略しておく（例：「●●2025✕✕✕」など自分だけが分かる形）
• 書いた紙は、金庫・封筒・鍵のかかる引き出し・家族が分かる場所に大切に保管する
  

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🛡️ 4. 二段階認証（2FA）でアカウントをもう一段守る

パスワードが万が一バレても、もう一段階の認証があればログインされにくくなります。
これが『二段階認証（2FA）や多要素認証（MFA）』です。
*多要素認証（MFA）は、2段階認証より広い概念で、複数の要素を組み合わせる認証方式の総称です。

🔐 主な方法

• 物理セキュリティキー（YubiKeyなど）：USBやNFC、またはBluetoothで接続するフィッシングに非常に強い安全性トップの方法
• 認証アプリ（Google/Microsoft Authenticatorなど）：ワンタイムパスワード方式
• SMS認証：手軽だけど、SMSを盗まれるリスクもあるため注意
  

🔑 5. 次世代の認証「パスキー（Passkeys）」とは？

最近では、「パスワードすら使わない」新しい認証方法が登場しています。
それが『パスキー（Passkeys）』です。

✅ パスキーの特徴

🔍 おまけ：メールアドレスが漏れてないか、今すぐチェック！

「Have I Been Pwned?」という無料ツールでは、
自分のメールアドレスが過去にどのサービスで、いつ情報漏洩に巻き込まれたかが一覧で確認できます。

英語のサイトですが、メールアドレスを入力するだけで使えるので、初めての人でも簡単です👇
👉 https://haveibeenpwned.com/

📝 パスワードは「面倒」から「安心」へ

昔よりもオンラインでの暮らしが当たり前になった今、
『パスワードの知識と管理は「自分の身を守るための基本」』です。

パスワードマネージャーや二段階認証、そしてパスキーといった技術を上手に使って、
これからのデジタル社会を、もっと安心・快適に過ごしていきましょう。