FXを始める!口座開設の流れと注文方法
前回でFXの仕組みが分かったら、次に気になるのが「実際どうやって始めるの?」というところ。
今回は、口座開設の流れと、基本の注文方法を整理していきます。
口座開設の流れ
FX会社を選んで申し込むところから始まります。
口座の開設・維持・出金の手数料が無料の会社もありますが、FX会社を選ぶときは、それだけでなく
・スプレッドの狭さ
・最小でいくらの通貨から取引できるか
・取引ツール
なども確認しておきましょう。
前編で紹介した言葉を思い出しながら、いくつか比べてみるのがおすすめです。
また、デモ口座があるかどうかも、選ぶときのポイントの一つ。
デモ口座を提供していない会社もあるので、しっかり確認してください。
口座開設は、申込フォームに必要事項を入力し、本人確認書類を提出します。
マイナンバーカードがあれば、これ1枚で本人確認とマイナンバーの提出を同時に済ませられます。
なければ、運転免許証などの本人確認書類と、マイナンバー確認書類を組み合わせて提出する方法もあります。
*必要な書類の組み合わせは会社によって多少異なります。
その後、FX会社による審査があり、最短で即日、通常は数日程度で口座開設が完了します。
口座ができたら、証拠金を入金して、いよいよ取引を始められます。
とはいえ、いきなり自分のお金で始めるのが不安な人も多いはず。
もし選んだ会社にデモ口座があるなら、まずはそこで注文の操作や値動きの感覚に慣れてから、本番に進むという始め方もできます。
ただし、デモ取引と実際のお金を使った取引では、心理的な負担や約定のされ方が異なる部分もある、ということは覚えておいてください。

基本の注文方法
FXの注文には、
新しくポジションを持つときの「新規注文」と、
持っているポジションを閉じるときの「決済注文」があります。
どちらも、成行・指値・逆指値という3つの出し方を使えます。
成行注文:値段を指定せず、そのときの市場の値段ですぐに売買する注文です。
新規でも決済でも、今すぐ取引したいときに使いますが、想定より不利な値段で約定してしまうこともあります。
指値注文:「この値段になったら」と、自分で有利な値段を指定する注文です。
新規注文で使えば、例えば「狙った値段まで下がったところで買う」といった使い方。
決済注文で使えば「決済指値」と呼ばれ、今より条件のいい値段になったタイミングで手放す注文になります。
逆指値注文:指値とは逆に、現在よりも不利な方向の値段になったら発注される注文です。
決済注文でこれを使うと「決済逆指値」となり、主に損切りの場面で使われます。
例えば、1ドル150円で買いポジションを持っているときに「148円になったら売る」と決済逆指値を設定しておけば、値動きを常に見ていなくても、損失がさらに膨らむのを抑える助けになります。
ただし、相場が急激に動いた場合などは、指定した価格より不利な価格で約定してしまうこともあります。
このほかにも、複数の注文を組み合わせて自動化できる、少し応用的な注文方法もありますが、それはまた別の機会に。
まずはこの3つの出し方と、新規・決済という2つの場面を組み合わせられれば、基本的な取引は十分にできます。
整理すると、こんな使い分けになります。
| 注文方法 | 新規注文で使うと | 決済注文で使うと |
|---|---|---|
| 成行 | すぐにポジションを持つ | すぐに手放す |
| 指値 | 今より条件のいい値段になってからポジションを持つ | 今より条件のいい値段になってから手放す |
| 逆指値 | 今より不利な値段になってからポジションを持つ | 今より不利な値段になってから手放す(損切り) |
まとめ
口座開設は、本人確認書類さえそろえておけば、思っているよりスムーズにできます。
不安な人には、デモ口座での練習からのスタートという選択肢も!
注文は、成行・指値・逆指値の3つを、新規と決済それぞれで使い分けられれば大丈夫です。
特に決済逆指値は、損失が大きくなりすぎるのを防ぐための方法の一つとして、早いうちから知っておきたい注文方法です。
次回は、FXにまつわる税金の話を見ていきます。


